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プレスリリース

創ろう!えぇまち おおさか 新しいおおさか町衆パワー31(2003年版)

中川高志(城東区関目)の紹介

■プロフィール
1953年生まれ。大阪市出身。デザイン・事業企画歴12年。現在は大阪を拠点に、店舗、住居の設計・プロデュースを手懸ける。

■活動内容
自然素材意匠企画屋として、店舗、住居の設計・プロデュース。駅前テナントビル建築他、オーナーの代理として、プロデュース・ネゴシエーション業務。A&Tアクターズシアター(劇団)・マジックランプ(小劇場)などの文化支援活動。

■記事の内容
地域の活性は、住民が暮らしやすい街づくりが基本。
常にそこに暮らす人の目線に立ち、暮らしやすさを基本に考えています。暮らしやすい街、住みよい街は結果的に多くの人を呼び込みます。人が集まると何となしに街が活気づいてくる。夜も明かりが消えることなく、人が住んでる感覚が街全体に呼吸感を与えます。またその結果、商店が栄え、商店街が活気づき皆が潤うということですね。しかし、これがなかなか難しいこと。この城東区でも次々と新しいマンションが建ち、完売で埋まっていきます。一見人口が増えたように見えますが、実際は古いマンションの居住者が新しいマンションに移っただけのこと。商店や商店街が潤うには、やはり絶対人口が増えないことには、より一層の売上増は見込めません。私は“代理交渉人”と自称していますが、建築・設計だけでなく、オーナーの代理人として、テナントビルの総合プロデュースや、各テナントとの交渉等にあたっています。そして、この根本的な問題の解決・・・街の人口増に不動産という分野から取り組んでいます。先日は衰退の激しかった生鮮食料品市場にキーテナントとしてあるスーパーさんに入ってもらうことで大成功しました。市場の商人さんたちは、それで活気づけられ新しいハードの中で、従来の自分たちのソフト(商い)を継続させることが可能になり、住民はものが買いやすくなり、市場の良さとスーパーの良さをワンストップで使い分けできます。また、街には独自の文化も必要です。小劇場“マジックランプ”さんに眠っていた倉庫をお貸ししたのも、同劇場が旭区内で唯一の民間スタジオで「社会と舞台芸術の接点を広げよう」という趣旨に賛同したからです。団体や個人がジョイントする自主企画イベントの展開と併行して、地域住民向けにステージイベントやスペースを無料開放し、地域に開かれた施設を目指して、今では自主企画イベント(有料)では立ち見客が出るほど人気が定着しています。皆様も是非一度ご来場ください!